「型絵染 三代澤本寿（かたえぞめ みよさわもとじゅ）展
民藝とともに―暮らしによりそう色と形」開催

三代澤本寿は、芹沢銈介との出会いにより型絵染の道へ、そして柳宗悦と
の出会いにより民藝思想に触れ、暮らしの中に美を見だした染色工芸家だ。
型絵染の技法を主に用い、様々な染色作品を制作し民藝運動を牽引した。
民藝運動の中心を離れた後、文明の源流を辿るべく、中近東やアジア、
ヨーロッパなど世界各地で取材を重ねたことが、独創的なデザインの源と
なって、多くの作品を残している。同展覧会では、彼の初期から晩年の
作品と、収集された海外の染織品などが、関西で初めて紹介される。
この機会にぜひご覧あれ！

パネル≪DISTAFF（紡具）≫
制作年不詳　型絵染・強製紙
個人蔵
■神戸ファッション美術館（六甲ライナー「アイランドセンター」駅下車南東すぐ）
■開催中～4月2日（火）10時～18時（入館は17時半まで）
■水曜休館（3月20日（水・祝）は開館、3月21日（木）は休館）
■入館料：一般500円、小中高生・65歳以上250円※着物（和装）での来館者は無料
■問：TEL.078-858-0050　http://www.fashionmuseum.or.jp